ケアと記録はどちらも欠かせない
介護の現場では、利用者へのケアと日々の記録、どちらも欠かすことができません。ケアの質を落とさず、かつ正確に記録を残すことは、現場で働く私たちにとって常に大きな課題です。
気づけば「ケアして、記録して、またケア…」と繰り返すうちに一日が過ぎてしまった、そんな経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
日常業務での繰り返しの負担
ケアと記録を絶えず行き来する日常は、時間と体力を大きく消耗させます。
特に人員不足の現場では、両立が一層難しくなるのが実情です。
記録が後回しになりやすい状況
特に夜勤明けや多忙な日には、どうしても記録が後回しになりがちです。
心身が疲れているときほど「書かなければならない」というプレッシャーが重く感じられ、業務全体に負担感を与えてしまうこともあります。
記録は次のケアにつながる大切な情報
それでも記録は、ケアの質を守り、次のケアにつなげる大切な情報源です。
どう両立していくかが、私たちにとって重要なテーマです。
ICTを活用した効率化
近年では、介護記録をタブレットやスマートフォンで簡単に入力できる仕組みを導入する施設も増えています。
ICTの活用は業務効率化だけでなく、記録の精度やタイムリーさを高める点でも有効です。
現場の工夫とチームでの分担
ただし、導入が難しい環境では、チームでの役割分担や「記録をまとめるコツ」を共有するなど、現場の工夫が大きな力になります。
仲間と知恵を共有する場へ
「かいご姉妹サロン」では、今後、記録とケアの両立に役立つ知恵や現場の声を交換できる場を検討しています。
記録を一人で抱え込まず、同じ悩みを持つ仲間とつながることで、新しい気づきや実践のヒントが生まれるかもしれません。
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