1月6日「生初式」のご案内
2026年1月6日(火)、京都の 総本山仁和寺 の宸殿にて、 御室流華道総司庁 による「生初式」が執り行われます。
この式典では流派にとって新たな年の始まりを象徴する生花が、流祖への献華として捧げられます。
「生初式」とは何か
「生初式」とは、いけばな流派が新年を迎えて初めての献華を行う儀式で、花を通じて新たな季節の息吹や心の清めを表します。
花材を整え、仏前に手向けることで「今年も整った心で―」という節目の意味を込める場でもあります。
仁和寺宸殿での実施
仁和寺の宸殿は皇室ゆかりの建築空間で、静謐で格調高い雰囲気の中で儀式が行われます。
流派門人だけでなくどなたでも拝観可能な式典として案内されており、伝統文化としてのいけばなに触れる機会ともなります。
現場で働く皆さまへ
日々、支援や福祉の現場で寄り添う皆さまにとって、こうした“静かに心を整える場”を知ることは、自分自身のリセットにもつながります。
新年の始まりに、少し立ち止まって視点を切り替えるひとときを持つのもおすすめです。
サロンでの活用のご提案
このような伝統行事を話題に、 かいご姉妹サロン のひみつのお手紙(DM)機能を通じて、感じたことや気づき、心の動きをそっと整理・共有してみるのも有意義です。
言葉にはしづらい想いや“ただ感じた余白”を書き出すことで、日々の業務に新しい視点を持ち帰るきっかけになります。
参列・拝観時のポイント
当日は式典が朝から始まる可能性もありますので、余裕をもって出かけることをおすすめします。
また建物内での所作や撮影等に制限がある場合もあるため、訪問前に公式情報で確認しておくと安心です。
締めくくりに
1月6日の生初式は、花を通じて“新しい年を大切に迎えよう”という思いを刻む機会です。
この機会に、静かな場で一息置き、新しい一年を支える心の土台を整えてみてはいかがでしょうか。

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