かいご姉妹サロン– tag –

場所・日時 奈良県奈良市七条１-２６-１０にある＜三松寺＞で、2025年12月31日（水）22:00から翌年1月1日（木・祝）03:00頃まで「徹宵坐禅会」が行われます。アクセスは近鉄九条駅から徒歩約10分という立地で、深夜から早朝にかけての静かな時間帯に座禅を...

学び合いの場としての意義 かいご姉妹サロンは、医療や福祉の現場で働く方々が、日々の学びや気づきを共有できる交流の場です。職種や立場を越えて語り合うことで、新しい視点や支え合いの関係が生まれます。 専門職が交わる対話の価値 僧侶や支援者が共に...

信仰と尊厳を守るケアの意義 高齢期を過ごす中で、人はこれまでの人生や信念を大切にしながら生きたいと願います。施設においても、その人の信仰や価値観を尊重することが、心の安定と尊厳の保持につながります。 宗教的背景を理解する姿勢 仏教、神道、キ...

「生きがい」とは何か 「生きがい」とは、ただ日々を過ごすのではなく自分の存在に意味や価値を感じ、「やりたいこと」や「続けたいこと」がある状態を指します。高齢期や利用される方の立場でも、その人らしい生き方を支える視点が大切です。 なぜ生きが...

スピリチュアルペインとは何か 身体の痛みや社会的な困難とは別に「なぜこんなことが起きたのか」「自分の存在には意味があるのか」といった根源的な問いから生まれる苦しみに、スピリチュアルペインという言葉が用いられています。生きることや死を前にし...

寺院と福祉施設の連携が求められる背景 超高齢化や地域の見守り力低下が進む中、支援の枠組みを地域に広げることが急務となっています。寺院は地域住民の暮らしに寄り添った拠点であり、福祉施設と連携することで「地域包括支援」の強化につながる可能性が...

お寺で行う傾聴・グリーフケアとは 近年、地域のお寺が「悲しみ」や「喪失」と向き合う活動として、傾聴会やグリーフケアの場を設ける動きが広がっています。例えば、遺族や地域住民が集まって、亡くなった方や変化の中で感じている思いを分かち合う“つど...

終末期ケアにおける僧侶の役割 人生の終末期、変化が訪れる中で支えが必要となる場面があります。そこに、寺院や僧侶という存在が果たせる役割があります。遺される方やその家族が抱える不安・恐れ・葛藤に対して、僧侶は「ここにいる」という安心を届ける...

寺院が地域包括支援に関わる背景 地域包括ケアの構築が求められるなか、寺院は歴史的に地域住民の集いの場・心の拠り所としての役割を果たしてきました。こうした機能を福祉・支援の文脈に活かすことが注目されつつあります。 寺院が果たせる三つの役割 ま...

苦しみを見つめる仏教の視点 仏教の根本的な教えのひとつに「苦（く）＝ dukkha」があります。あらゆる存在が苦しみを避けられないという観点から、苦しみの根源やその軽減を探求してきました。この視点は支援の場面でも示唆に富んでいます。利用される方...