介護のやりがいと感謝– category –
介護のお仕事で感じるやりがいや、利用者さんやご家族からいただく「ありがとう」の気持ちをご紹介します。毎日のケアを少しでも前向きに、楽しく続けるヒントが見つかります。
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名前を呼ぶというケア
名前を呼ぶ意味に気づく ご利用者様の名前を呼ぶとき、ただの確認や業務の一部として口にしてしまうことはないでしょうか。しかし、「名前を呼ぶ」という行為には、その人の存在を大切にし、尊重する深い意味が込められています。 存在を認める力 名前を呼... -
ある日の笑顔がくれた希望
春の日に見つけた小さな花 ある春の日、施設の中庭に咲いた小さな花を、ご利用者様が見つけられました。その瞬間、ふとこぼれた穏やかな笑顔に、私たちも思わず足を止め、心が温かくなりました。 「もう咲いたんだね」の一言 花を見つめながら「もう咲いた... -
その人らしさを守るということ
効率と「その人らしさ」の間で 介護や支援の現場では、どうしても効率や安全性を優先しがちです。もちろん大切な視点ではありますが、それだけを重視してしまうと「その人らしさ」を置き去りにしてしまうことがあります。支える側の都合と本人の思い、その... -
“話を聞く”という優しさがもたらすもの
聞くことの大切さ 介護の現場では、「話すこと」よりも「聞くこと」に大きな意味がある場面が少なくありません。ご利用者様の言葉に耳を傾けるだけで、その方の安心感や心の安らぎにつながることがあります。 繰り返される言葉に込められた思い 同じ話を何... -
“ありがとう”が持つ力──介護現場で生まれる小さな感謝
日常の中にある「ありがとう」 介護の現場では、一日の中で数えきれないほどの「ありがとう」が生まれます。ご利用者様から職員へ、また職員同士、ご家族とのやりとりなど、いろいろな場面で自然に交わされる言葉です。その一言が、日常を少しあたたかくし... -
ご利用者様の“昔話”が持つ意味──聞くことの大切さ
昔話には人生が詰まっている 現場では、ご利用者様が若い頃の思い出や戦後の生活の話を繰り返し話されることがあります。一見同じ話のようでも、その中には長い人生の経験や感情が込められています。 話すことの意味 昔話を語ることは、ご利用者様にとって...
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