新年を東大寺で静かに迎える
奈良市にある東大寺では、毎年元日の午前0時から大仏殿の中門が開かれ、午前8時まで無料で参拝できる特別な時間が設けられています。
年明けのひとときを、大仏さまのもとで穏やかに迎えるにはぴったりの機会です。
大仏殿の特別開扉と観相窓からの参拝
この時間帯には通常入れない中門が開き、さらに大仏殿正面の桟唐戸(観相窓)も開扉されます。
外から大仏さまのお顔を拝むことができる貴重な機会で、ライトに照らされた堂宇の静けさは格別です。
除夜の鐘と夜通しの参拝の流れ
大みそかの深夜、除夜の鐘が鳴り、参拝者が列をなしたあとそのまま新年の拝観へとつながるのが東大寺の特有の流れです。
夜の冷気と静寂に包まれながら、一年のはじまりを静かに祈る時間が訪れます。
朝の静けさと初詣ならではの清々しさ
夜明け前の澄んだ空気の中で、参拝後にゆっくりと境内を歩くのもおすすめです。
早朝の時間帯は混雑も落ち着き、静かに大仏殿の荘厳さを感じられる貴重な時間となります。
参拝後のゆったりとした過ごし方
参拝後は、春日大社や奈良公園エリアをゆったり散策したり、鹿と触れ合ったりして、静かな朝の時間を楽しむのも良いでしょう。
時間に余裕をもって計画すると、無理なく心身ともにリラックスできます。
気をつけたいことと準備のお願い
元日早朝は冷え込みが予想されますので、防寒対策はしっかりと。足元が暗くなる時間帯もあるため、歩きやすい靴も大事です。
また列に並ぶ時間もあるので、体調や安全に配慮して、無理のないスケジュールを心がけましょう。
ひみつのお手紙で新年の思い出を共有
もし東大寺で初詣をされたら、感じたことを「かいご姉妹サロン」のひみつのお手紙(DM)で気軽に伝えてみませんか。
公開投稿ではないので、印象に残った瞬間をそっと送るだけでも、安心して交流できます。

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