「越年お写経会・除夜の鐘」とは
12月31日(水)午後8時から翌2時にかけて、奈良市西ノ京町の薬師寺では「越年お写経会」や「除夜の鐘」を中心とした越年行事が行われます。
お写経道場および白鳳伽藍を会場に、静かに一年を締めくくり、新しい年を迎える準備を整える夜です。
お写経会の意義
越年お写経会は、筆をとりながら心を鎮め、清らかな思いで新年を迎えるための行事です。
参拝者は薬師寺の僧侶の導きのもと、お経を一文字ずつ丁寧に写しながら、感謝と祈りを込めます。
除夜の鐘と年越しの祈り
白鳳伽藍では、深夜に「除夜の鐘」が響き渡ります。108回の鐘の音には、人の煩悩を一つずつ取り除くという意味があります。
鐘の音を聞きながら、参拝者は静かに一年を振り返り、新たな心で年を越します。
夜の薬師寺の雰囲気
ライトアップされた伽藍は、昼間とは異なる厳かな美しさを放ちます。
冬の夜の冷たい空気の中、灯りに照らされた金堂や塔の姿は幻想的で、心に深く残る光景です。
参加の流れと心得
午後8時から写経が始まり、深夜には除夜の鐘が撞かれます。参加の際は防寒対策を万全にし、手袋やカイロを持参すると安心です。
静けさを大切にする行事ですので、控えめな装いでゆったりとした気持ちで臨むのがおすすめです。
一年の締めくくりとして
日々誰かを支える仕事の中で、自分自身の心を整える時間はなかなか取れないものです。
こうした越年行事に参加することで、心を静め、一年を丁寧に締めくくることができます。
ひみつのお手紙(DM)機能のご案内
このような行事で感じたことや心に残った出来事を、かいご姉妹サロンのひみつのお手紙(DM)機能で共有してみるのもおすすめです。
静かな思いを言葉にして、ゆるやかに伝え合う時間を大切にしてみてください。

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