記録はケアの大切な一部
ケアの現場で欠かせない業務のひとつが記録です。利用者の一日の様子や体調の変化をしっかり残すことは、安全なケアや次の担当者への引き継ぎにとても大切な役割を果たします。
ただ、実際の現場では予定外の出来事が多く、気づけば「後でまとめて書こう」となってしまい、結局は自分の記憶に頼って記入することもあるのではないでしょうか。
理想と現実のギャップ
理想はその場で記録することだと分かっていても、限られた時間の中で利用者への対応を優先せざるを得ない場面が多く、思うようにいかないことも少なくありません。
板挟みのような気持ちになってしまうこともあるでしょう。
小さな工夫で負担を軽く
そんなときに助けになるのが、ちょっとした工夫です。
たとえば移動の合間に数秒だけメモを残しておく、短時間でも交代で記録の時間を確保する、決まった書き方をチームで統一して迷わず書けるようにするなど、工夫の仕方はさまざまです。
完璧を目指さない工夫
小さな工夫でも「少し楽になった」と感じられれば、日々の負担を軽くすることにつながります。
完璧を目指すよりも、「これならできそう」と思える工夫を一つずつ積み重ねることが大切です。
仲間との会話でヒントが生まれる
また、同じように働く仲間と話すことで、「そんな方法もあるんだ」と新しい発見につながることもあります。
他の人の工夫を知るだけで、自分のやり方を見直すきっかけになったり、思わぬヒントが得られることもあるのです。
かいご姉妹サロンで共有する場
かいご姉妹サロンでは、日々の記録に関するちょっとした工夫や、悩みを気軽に共有し合える場を目指しています。
お互いのやり方を交換しながら、「これなら取り入れてみようかな」と思える工夫を持ち帰れるようなやりとりが少しずつ広がればうれしく思います。
無理なく続けられる記録へ
記録はどうしても「大変」「時間がない」と感じやすい業務ですが、工夫と仲間のアイデアでその負担は和らげることができます。
無理なく続けられるやり方を見つけて、安心できるケアにつなげていければと思います。
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