長崎県でも進める秋の火災予防運動
長崎県では、11月9日から15日までの一週間、「秋の火災予防運動」を実施しています。
この時期は空気が乾燥し、暖房器具や火気を使う機会が増えるため、家庭や地域での火の元確認がいっそう重要となっています。
県内では市町が連携し、防火パトロールや啓発活動、合同訓練など幅広く取り組まれています。
「急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし」その思い
今年の全国統一防火標語は「急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし」です。
慌ただしい日常でも、ふと立ち止まり火の元を確認することで、安心につながるというメッセージが込められています。
「準備よし」という言葉に、日頃からの備えの大切さを改めて感じていただきたいですね。
地震火災・通電火災への備え
長崎県は地震の影響を受ける地域があり、地震後の通電による電気火災への備えが重要視されています。
感震ブレーカーの設置や分電盤・電気機器の点検が推奨され、日常から準備を進めることが求められています。
停電からの復旧時には電気系統の出火リスクを忘れずに、事前に確認をしておきましょう。
住宅防火対策を毎日に
寝たばこをしない、ストーブの周囲に燃えやすいものを置かない、コンロ使用中に目を離さないなど、基本の習慣が火災を防ぎます。
さらに、コンセントや電源コードのほこり掃除や交換も大切な対策です。
家庭で「いのちを守る10のポイント」を共有し、習慣化することで安心に近づきます。
屋外火気・林野火災への注意
紅葉の季節を迎える長崎県では、屋外でのたき火やたばこのポイ捨て、野外火気使用による林野火災のリスクも高まります。
特に乾燥や強風の日には火を扱う場面を控え、使用後は火が完全に消えているかを確認することが呼びかけられています。
自然と暮らしの安全を守るため、火の管理を徹底しましょう。
高齢者世帯を守る地域の力
住宅火災の被害は高齢者世帯に集中する傾向があり、住宅用火災警報器の設置や避難経路の確保、地域での声かけや見守りが重要です。
普段から近隣の方との連携を大切にし、ちょっとした気づきが命を守る行動につながります。
地域みんなで支えあい、安全な暮らしを築いていきましょう。
サロンでつながる防災の輪
もし火災や災害が発生したとき、直ぐに連絡を取り合える仕組みがあると安心です。
「かいご姉妹サロン」の「ひみつのお手紙（DM）」機能を活用すれば、状況を落ち着いて整理しながら情報をやり取りできます。
普段から信頼できる仲間とつながりを持ち、いざという時に支え合える環境を整えておきましょう。
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