毎月第2日曜日に開かれる・元興寺の「是心会」
奈良市中院町にある元興寺では、毎月第2日曜日(12月は12月14日ごろ)に「是心会(ぜしんかい)」という座禅体験の定例行事が行われています。
国宝に指定されている禅室の静かな空間で、仏教の禅観の伝統に触れる貴重なひとときです。
禅室という特別な場の意味
禅室は、禅の坐禅をおこなうための静謐な空間です。
元興寺の禅室は本来非公開の国宝建築であり、ここに足を踏み入れるだけでも歴史と信仰の深さを感じることができます。
是心会の主な流れ
イベントは午前10時からおおよそ11時30~45分まで実施され、まず受付を済ませたあと禅室に入ります。
開始前に簡単な説明があり、その後、数息観や呼吸を整える坐禅の時間が設けられています。
誰でも参加できる体験として
この座禅体験は特別な知識や経験を持たなくても参加できるよう配慮されており、静かに呼吸に意識を向けることから始まります。
日常業務の合間や慌ただしい時間の中で、ひと息つける機会として活用できます。
現場での活かし方のヒント
施設などでもこの「坐禅体験」の発想を応用できます。
たとえばミニ坐禅の時間を設けて「呼吸を整える」「静かに座る」というシンプルな流れを導入することで、利用される方々にも落ち着いた時間を提供できます。
つながりを深めるための機会
体験後に感じたことや気づきを、かいご姉妹サロンの“ひみつのお手紙(DM)”機能を通じて関係者と共有してみるのもおすすめです。
言葉にすることで、新たな視点や交流のきっかけが生まれやすくなります。
まとめにかえて
12月14日ごろの第2日曜日、元興寺の是心会は、静かに内面を見つめる時間を提供してくれる定例行事です。
歴史ある空間での座禅体験を通じて、心のリセットやふとした気づきを得てみませんか。

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