天理に息づく老舗和菓子店 丹波屋善康
奈良県天理市櫟本町に店を構える御菓子司 丹波屋善康は、紋菓子と落雁の専門店です。
戦前に大阪心斎橋で営業していた丹波屋善昌に初代店主が弟子入りし、1951年1月、生まれ故郷である大和の地にのれん分け第一号店として開店しました。
2001年には創立50周年を迎え、Web店も開設されています。
長い年月を重ねながらも、紋菓子と落雁一筋に歩み続けている和菓子店です。
茶席を彩る紋菓子と落雁
丹波屋善康の菓子は、大きく分けて茶席用途の多い飴入り落雁と、神社仏閣で配られる撒饌や御供物用途の打ち出し落雁があります。
すべて職人による手作りで、使用する木型ごとに若干の大小はありますが、基本となる落雁サイズが定められています。
やさしい口どけと上品な甘さは、抹茶や煎茶とともにいただく時間を穏やかに整えてくれます。
アン入り落雁のやさしい彩り
一般向けの商品として、アン入り落雁が用意されています。
寒梅粉を使ったものや麦を使ったものなどがあり、六個入りや十二個入りの詰め合わせも選べます。
淡い紅白の色合いは春らしく、贈り物にもぴったりです。
箱を開けた瞬間に広がるやわらかな甘い香りが、どこか懐かしい気持ちを呼び起こします。
本葛落雁や意匠菓子も
本葛落雁など、素材にこだわった商品も取り扱われています。
木型の意匠を生かした落雁は、花や伝統文様が美しく表現され、目でも楽しめる和菓子です。
猫をモチーフにした菓子など、遊び心のある商品も見られます。
天理の町で受け継がれる技
店舗は天理市櫟本町にあり、地域に根ざした和菓子づくりを続けています。
一つひとつ丁寧に仕上げられる落雁には、長年受け継がれてきた技と想いが込められています。
静かな店内で菓子を選ぶ時間も、心を落ち着かせてくれるひとときです。
春の天理で味わうやさしい甘み
春のやわらかな光の中でいただく落雁は、よりいっそうやさしく感じられます。
日々忙しく過ごしていると、自分のための甘い時間を後回しにしてしまいがちです。
そんなときこそ、天理の老舗和菓子店でほっとする甘みを味わってみてはいかがでしょうか。
もし訪れたなら、その感想やお気に入りの一品をかいご姉妹サロンで共有してみてください。
同じ地域でがんばる仲間とのやり取りが、きっとあたたかな広がりを生んでくれます。



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