チームワークが育てる「察する力」

目次

知識や技術だけでは足りない現場力

介護の現場で大切なのは、知識や技術だけではありません。資格やマニュアルだけでは測れない「察する力」は、日々のケアの積み重ねの中で自然と育まれていく、とても大切な現場力です。

小さなサインに気づく大切さ

たとえば、食事介助のとき。利用者さんが自分でスプーンを持ちたいと感じているのか、今日は食欲があまりないのは体調のせいなのか、それとも気分の問題なのか――そうした小さなサインに気づけるかどうかで、その後の対応は大きく変わってきます。ほんの少しの気づきが、安心につながったり、食事の楽しさを取り戻すきっかけになったりするのです。

「察する力」はどう育まれるのか

この「察する力」は、ひとりで黙々と働いているだけではなかなか磨かれません。先輩からの何気ないアドバイスや、同じ場面を共有した仲間との気づきの交換、さらには看護師やリハビリスタッフなど他職種とのやりとりの中で、自然に学びとして積み重なっていきます。つまり、チームで働くからこそ養われる力なのです。

チームワークが育てる学び

一緒に働く仲間と関わる中で、自分では気づけなかった視点を知ることもあります。多職種とのやりとりや、ふとした会話から学べることも多く、チームでの経験が「察する力」を磨く土台になります。

共有する時間が持ちにくい現場も

ただし、現場によっては忙しさのあまり、そうした学びを共有する余裕が持ちにくいこともあります。経験を言葉にして伝える場が少ないと、せっかくの気づきが埋もれてしまうこともあるでしょう。だからこそ、安心して経験を分かち合える場所があると心強いのです。

気づきを言葉にして伝える意味

自分では当たり前と思っていることも、実は大切な学びになることがあります。小さな工夫やちょっとした気づきを言葉にするだけで、誰かの支えやヒントになるのです。

「かいご姉妹サロン」で分かち合う力

「かいご姉妹サロン」では、日々の小さな気づきを分かち合い、学び合える場を目指しています。ひとりの気づきが仲間の学びへと広がっていく――そんな温かいやりとりを、少しずつ育てていければと考えています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

後長 洋平のアバター 後長 洋平 合同会社3年D組 代表社員/プログラマー

後長姓の先祖は清和源氏である説があることから、鎌倉時代の囲碁文化について調べ、その学びをプログラミング制作にも生かしています。古人が大切にした“心の整え方”を、現代の医療・介護の現場にも通じる形で表現したいと考えています。元々は、奈良でホームページを制作していましたが、2024年からゲーム制作(関関同立スーパーテストで数学偏差値73(全統模試換算で偏差値75以上)の論理力ベースのオセロ・五目並べ等)に取り組み、今年9月、国内サーバーを使用したサロン(医療・介護業界専用のSNS)を完成させました。癒し趣味系サロンとして、皆さまに愛されることを願っております。21日、母の出身高校(奈良県立畝傍高校)の後輩の高市早苗さんが第104代内閣総理大臣に就任されたというニュースを見て明るい気持ちになりました。

プロフィール
大学で建築を専攻していましたが、社会人の時にプログラミングに興味を持ち、2019年からホームページ制作を開始して、クライアントサイド(HTML CSS JavaScript)に加え、サーバーサイド(PHP Python)を勉強し、ゲームのほかにアプリも制作しています。

ゲーム制作実績
オセロ
五目並べ
パズルゲーム
横スクロールゲーム
ブラックジャックゲーム
シューティングゲーム
三目並べ
クイズゲーム
神経衰弱ゲーム
ボウリングゲーム
パターゴルフゲーム
ピンポンゲーム


アプリ制作実績
目覚ましアプリ
万歩計
ウォーキングアプリ
ランニングアプリ
ミラーアプリ
画像サイズ圧縮アプリ
姿勢チェックアプリ
現在地取得アプリ
おみくじアプリ
タッチペンお絵描きアプリ
AIボット


運動系アプリは、サッカー全国ベスト4の経験から、日々のトレーニングをベースに健康管理をする考え方に基づき開発しました。

ライティングについては、TOEIC675点の語学力で、柔軟な英文読解をしてソースコードを記述しています。

かいご姉妹サロンを制作したきっかけ
亡き父が、母や妹、そして姪のことを心配していたことが、私の原点です。
父の思いを受け、家族や周囲の人が少しでも安心して過ごせる場所をつくりたいと考えました。
新型コロナウィルスの流行や、南海トラフ地震など将来への不安が高まる中、母たちの心細さを少しでも和らげるため、私は自らSNSを制作しました。
既読確認機能付きのDMを備え、つながりを絶やさず支え合えるしくみを整えることで、安心と信頼のある交流の場を実現したい――その思いが「かいご姉妹サロン」誕生のきっかけです。
完成したSNSを、今後さらに多くの方のお役に立てるよう、これからも誠実に精進してまいります。

かいご姉妹サロン運営目的
災害時の連絡用として
(激甚災害時の生存確認などのため)
医療・介護事業者の皆さまが対象の法令に準拠
(守秘義務に配慮)
国内サーバーを使用したDMや投稿による交流
Zoom会議招待用のリンクを送信するため
非接触で新型コロナウィルスなどの感染を予防するため

DM(ひみつのお手紙)について
かいご姉妹サロンのDM機能は、通信の秘密および個人のプライバシーを守るため、運営者が内容を閲覧・開示することは一切ありません。
すべてのメッセージは安全に管理され、法令(個人情報保護法および電気通信事業法第4条)に基づき、第三者への提供・確認は行っておりません。
なお、投稿機能は安全性確保のため承認制としており、トラブルや不適切な投稿を未然に防ぐ仕組みを採用しています。
本サロンは、利用者の安心と法令遵守を最優先とし、運営方針のもとで個人情報および通信の秘密を厳重に保護いたします。

※今後、ニーズがあればアプリ化を考えています。

かいご姉妹サロンは、忙しい毎日の中で“少し話したい”“誰かの投稿に共感したい”と感じる方に向けた、安心で静かな交流の場所です。その背景や想いは、下のリンク先「IQ130相当のリバーシ」のページでも触れています。

コメント

コメントする

目次