春分の日と元興寺
奈良市にある元興寺では、春分の日に春季彼岸会が営まれます。
古都奈良を代表する古刹の一つであり、世界遺産にも登録されている歴史深い寺院です。
春のやわらかな空気の中で、先祖を敬い、自身の心を整える大切な節目となります。
春季彼岸会とは
彼岸は春分と秋分を中日とする七日間を指します。
太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日は、この世とあの世が最も通じやすい日と考えられてきました。
その中日に行われる法要が彼岸会中日法要です。
智光曼荼羅を掛ける意味
本堂内陣には軸装の智光曼荼羅が掛けられます。
智光曼荼羅は極楽浄土の様子を表した図像であり、阿弥陀如来の世界観を視覚的に示すものです。
その荘厳な姿は、参拝者に浄土への思いを深めさせてくれます。
塔婆供養の大切さ
法要では塔婆を供養します。
塔婆には故人の戒名や願いが記され、読経とともに供養されます。
日々忙しいなかでも、立ち止まり手を合わせる時間は心を静かに整える機会となります。
現場で働く人にこそ感じてほしい時間
日々人と向き合う仕事をしていると、命や別れに触れる場面も少なくありません。
春季彼岸会は、そうした日常の延長線上で自分自身を見つめ直すひとときにもなります。
静かな読経の響きは、心の奥にやわらかく届きます。
奈良の春とともに
春分の頃の奈良は、少しずつ草木が芽吹き始めます。
元興寺の境内も穏やかな光に包まれ、歴史ある瓦や石仏が春の気配をまといます。
散策を兼ねて訪れることで、季節の移ろいも感じられます。
思いを分かち合うということ
法要に参加した感想や気づきを、身近な仲間と分かち合うのも大切です。
かいご姉妹サロンのひみつのお手紙を活用すれば、落ち着いたやり取りの中で感じたことを伝え合うことができます。
春分の日の静かな時間が、それぞれの歩みにやさしく寄り添う一日になりますように。



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