はじめに
広島県廿日市市宮島町1162-18にある世界遺産の社、嚴島神社では、2026年1月1日(木・祝)から新年行事が盛大に行われます。
本年も、御神衣献上式や歳旦祭を皮切りに、2日以降も舞楽奉奏など伝統の正月行事が続きます。
御神衣献上式とは
元旦午前0時より始まる御神衣献上式では、謹製された衣が御本社および客神社の祭神へと献上されます。
静かな社殿に鎮まる儀式は、新たな年を迎える厳かで清らかな瞬間です。
歳旦祭と舞楽
午前5時からの歳旦祭では一年の無事と平安を祈願し、祭典後には舞楽「振鉾」が奉奏されます。
さらに1月2日には二日祭・舞楽、3日には元始祭と、多彩な舞の奉納によって空気が一層緩やかに広がります。
なぜ宮島で行うのか
嚴島神社は海に浮かぶ朱塗りの社殿と大鳥居で知られ、世界文化遺産にも登録されています。
その神秘的な空間で新年を迎えることは、日常の忙しさを離れた“時を整える”機会としても特別です。
訪問のヒント
元旦早朝の参拝は、深夜から移動する方も多く、フェリーや駐車場が混みやすくなります。
余裕をもって宮島に渡り、軽めの上着を備えて、静かに参拝の時間を味わってください。
感じてほしい気づき
人を支える現場では、目立たず続ける力が重要ですが、こうした伝統行事は“続いてきた時間”への敬意を呼び起こしてくれます。
誰かのために“立つ”日々を送る中で、自分自身を整えるひとときとして、こうした参拝は静かな支えにもなり得ます。
交流のきっかけに
もし参拝して感じたことや印象深かった場面があれば、「かいご姉妹サロン」のひみつのお手紙(DM)機能でその思いを共有してみてください。
同じように心を巡らせる皆さまとの静かなつながりが、穏やかな広がりを生むかもしれません。

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