12月28日「護摩供」のご案内
毎月28日午前10時より、仁和寺の境内にある大黒堂で月例の法要「護摩供(ごまく)」が執り行われます。
この法要では、護摩壇に火を灯し、願意を込めた護摩木を焚き上げる修法が行われ、参列者もその場に身を置いて共同の祈りに参加できます。
護摩供の意義
護摩供とは、仏教における護摩法を中心とした法要で、煩悩や迷いを払いつつ、所願成就・安穏な日々を祈念するために行われます。火の浄化の力が信じられ、山岳信仰や神仏習合の中でも古くから用いられてきました。
大黒堂で行われるこの護摩供は、心身を清める場として、参拝者に静かな時間を提供します。
12月という時期の捉え方
12月は年末を迎え、忙しさや気持ちの張りが増す時期です。そのため、こうした月例の護摩供に参列することは「立ち止まる時間」を意図的に持つこととして、とても意義深いものとなります。
ケアの現場で働く方々にとっても、心を整えるひとときとして活用できるかもしれません。
参列のポイント
参列にあたっては、当日の開始時間・受付案内などを寺院に確認するのが安心です。また、堂内・境内では落ち着いた服装と所作を心がけ、読経や護摩の炎にゆっくり向き合うことで、その場の空気がより深く感じられます。
護摩木を購入して願意を書き込むことで、自分自身の思いを形にする機会にもなります。
日常とのつながり
日々のケアの中では、見えない支えや心の余裕が求められます。こうした法要を通じて、自らの内側を整える時間を持つことは、現場で支える側としてのゆとりにもつながるでしょう。
参列後、「穏やかな気持ちになれた」と感じる瞬間があれば、日常の暮らしへその余白を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ひみつのお手紙(DM)のご案内
このような行事や祈りの意味について、もう少し話したい・共有したいと思うことがあれば、ぜひ「かいご姉妹サロン」のひみつのお手紙(DM)機能をご利用ください。
言葉にしにくい想いをひとりで抱えず、安心してつながれる場として活用していただければと思います。
まとめ
12月28日午前10時から、仁和寺・大黒堂にて執り行われる月例の護摩供は、祈りと静かな清めの時間を提供してくれます。
12月の慌ただしさの中だからこそ、こうした時間をひとつ取り入れて、自分の内側を見つめ直すひとときとして活かしてみてはいかがでしょうか。

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