12月25日「御室八十八ヶ所護摩供」のご案内
毎月25日午後2時より、仁和寺の境内にある萬霊堂で月例の法要「御室八十八ヶ所護摩供」が執り行われます。
この法要は、裏山・成就山に整備された「御室八十八ヶ所霊場」の札所の成就と参拝者の祈願成就を願い、護摩壇の火とともに行われる供養の儀式です。
御室八十八ヶ所霊場とは
「御室八十八ヶ所霊場」は、四国八十八ヶ所巡礼が難しい方にも参拝の道を開くため、仁和寺の住職がその砂を持ち帰って裏山に札所を整えたという流れがあります。
この霊場を巡ることで、信仰と向き合う時間を持つことができます。
護摩供の意味と場の雰囲気
護摩供は、護摩木を火にくべて焚き上げることで煩悩を払いつつ願いを宇宙に託す儀式です。
萬霊堂で行われるこの護摩供では、札所の成就を願うとともに、日頃の感謝や支え合いの想いを静かに見つめ直す機会にもなります。
12月という時期の意義
年の瀬を迎える12月には、慌ただしさや気持ちの張りが生まれやすいものです。
その中で毎月25日の護摩供に参列することで、ひと呼吸おいて心を整える時間を意図的に持つことができ、支える側としての気持ちのリセットにもつながります。
参列時のポイント
参列にあたっては、受付や席の案内、堂内での所作などをご確認のうえ落ち着いた服装で臨むと安心です。
読経の声や護摩の炎、境内の静けさに耳を傾けることで、場がより深く感じられます。
ひみつのお手紙(DM)のご案内
このような法要や祈りの意味について、もう少し話を深めたい・共有したいことがあれば、ぜひ「かいご姉妹サロン」のひみつのお手紙(DM)機能をご利用ください。
思いを言葉にしにくい時も、安心してつながれる場所として活用していただければと思います。
まとめ
12月25日午後2時から、仁和寺・萬霊堂にて執り行われる月例の御室八十八ヶ所護摩供は、祈りと静かな時間を提供してくれます。
年末の忙しさの中だからこそ、こうした時間をひとつ取り入れて、自らの内側を見つめ直すひとときとして活かしてみてはいかがでしょうか。

コメント