降灰予報の発表日時と対象
2025年10月16日2時00分に、諏訪之瀬島の降灰予報(定時)が発表されました。現在、同島は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)となっています。
噴火警戒レベル2とは
噴火警戒レベル2は「火口周辺規制」を意味し、火口直近への立ち入りが制限される段階です。気象庁の解説情報では、御岳火口中心から概ね1.5km以内では大きな噴石飛散の可能性に注意を要するとされています。気象庁の発表によれば、火山活動に変化は認められていませんが、警戒を続けるよう呼びかけられています(気象庁・火山活動状況)。
降灰予報の時間帯と方向
この予報では、16日21時から24時の間に、火口から南西方向へ降灰が予想されています。風向きの変化や噴火の勢い次第では、予想域が拡大する可能性もあります。
過去の火山活動と事例
諏訪之瀬島(御岳火口)は、有史以降も断続的に活動を続けてきた火山です。1813年(文化10年)には大規模噴火があり、火砕流や火山灰の降下、山体崩壊も記録されています。噴火後、島全体がしばらく無人島となった時期もありました。
想定される影響と注意点
降灰により屋外では呼吸器や目の刺激、洗濯物の汚れ、交通機関への影響などが懸念されます。特に夜間時間帯の降灰が予想されているため、屋内対策を優先することが望ましいでしょう。
備えとしてできること
降灰に備えるためには、マスクやゴーグル、メガネなどの準備、窓や換気口の遮閉、屋外の洗濯物の取り込み、雨どいや屋根の清掃準備などが有効です。また、夜間の降灰に備えて照明や足元の安全対策も確認しておきたいものです。
情報共有のすすめ
こうした火山情報は、同じ現場で働く仲間や家族と共有することが安心につながります。かいご姉妹サロンのひみつのお手紙(DM)を使えば、過度に緊張せずに自然な形で情報を伝えあえる手段になります。必要以上に怖がらず、冷静な情報交換を心がけましょう。

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