心の奥に響くミュージカル『白爪草』
ミュージカル『白爪草』は、心理劇・スリラー・音楽が織り交ざる2人芝居形式の作品として、2026年1月8日(木)から22日(木)まで、東京・SUPERNOVA KAWASAKIで初演されます。
原案は2020年の映画「白爪草」。舞台は花屋の裏の小さな作業部屋、双子の姉妹が再会から深い心の螺旋に入り込んでいく物語です。
姉妹の再会から紡がれる物語
物語は、母の死を抱えた姉妹、蒼と紅の再会から始まります。
姉・紅が口にした「人生を、入れ替えよう」という言葉が空気を揺らし、静かな部屋の中で記憶や感情がねじれていきます。
音楽で描く“言葉にならない感情”
音楽・歌詞を手がけるのはシンガーソングライターのヒグチアイさん。
台詞のように歌い、歌のように語るという新たな試みで、観客の心の奥の声に寄り添います。
若手クリエイター陣が創る新たな舞台
脚本・歌詞原案には福田響志さん、演出には元吉庸泰さんが担当します。
“異なる感情が交錯する密室”を描くため、緊張感と集中力ある構成が追求されています。
主演キャストが紡ぐ静かな衝撃
蒼役を屋比久知奈さん、紅役を唯月ふうかさんが演じます。
二人が生み出す細やかな演技と歌の調和が、閉鎖された空間に呼吸とリアルな感情をもたらします。
公演情報と会場の魅力
公演会場はSUPERNOVA KAWASAKI、席種は全席指定9,500円、Yシート(20歳以下)2,000円、U-25(25歳以下)7,500円など、幅広い世代に開かれた設定です。
アクセス良好な会場で、複雑な感情に触れる時間をゆったりと過ごせそうです。
感じた思いを語り合う場へ
観劇後に「あの場面が心に残った」「言葉にできない気持ちが溢れた」と思ったら、ぜひ「かいご姉妹サロン」のひみつのお手紙(DM)で想いを伝えてみてください。
同じ作品を観た人とのやり取りが、心の余韻をさらに深めるきっかけになるかもしれません。

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