新年最初の東大寺大仏殿行事「修正会」
奈良市にある東大寺では、毎年1月7日に新年の恒例行事「修正会(しゅしょうえ)」が大仏殿で行われます。
午後1時から約1時間40分にわたり、新しい一年の無病息災と平穏を祈る厳かな法要です。
修正会とはどんな法要か
修正会は仏教寺院で長く続けられてきた新春行事で、一年の「過ちを正し、心を整える」意味が込められています。
東大寺では大仏殿で執り行われ、僧侶の読経が堂内に響き渡ります。
大仏殿で過ごす厳粛な時間
荘厳な大仏殿の空間で経文が唱えられ、静けさと緊張感がほどよく調和します。
堂内での読経は力強く、新しい年のはじまりに心を落ち着けたい方に向いた時間です。
参列時の流れと雰囲気
修正会はどなたでも参列でき、開始前から静かに座して待つ人が多くいます。
読経が始まると、堂内に張りつめた空気が流れ、自然と背筋が伸びるような感覚になります。
午後からの参拝でゆったり参加
午後1時開始のため、早朝の冷え込みを避けられる点も参加しやすい理由の一つです。
年始の混雑が落ち着きはじめる日程でもあり、比較的落ち着いて参列できます。
参加の際に気をつけたいこと
1月上旬は冷え込みが続くため、堂内で長時間座ることを考えて防寒対策が必要です。
座席位置によって足元が冷えやすいため、温かい服装で訪れると安心です。
ひみつのお手紙で感じた余韻を共有
修正会に参列して心に残ったことがあれば、かいご姉妹サロンのひみつのお手紙(DM)でそっと誰かに伝えてみませんか。
「静かな時間が心地よかった」「読経に背中を押された」などの一言だけでも、やさしい交流につながります。

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